2010年05月06日

学くんのその後

 


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 今日は番外編です。


 昨日までの連休、ちょっと時間を作って7弦ギターの“学くん”をイジリました。
 ブリッジの下のとこのコントロールのトコです。





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 知ってる人は知っている、MUSEのマットのマンソンギター風にエフェクター埋め込み。カオスパッド埋め込み以前のモデルで標準搭載のFUZZ FACTORY(自作)を埋め込んでみました。これでPluginBabyも決められます。w

 ミニスイッチはファズファクのオンオフ、マット同様に5個あるツマミのうち発振に関係する部分だけ露出で。本当は2つのツマミがシンメトリーに置きたかったんですが、僕のギターはストラト系ばかりで、だいたいエルボーカットが入ってるので、STABがど真ん中にて。
 MXR用の足でツマミが回せるゴムカバーをつけてみたんですが、操作性が良いだけでなく、ちょっとタイヤっぽいルックスが無骨さを増してくれてカッコイイです。これ、ギターのツマミに使うのはやらないかしら???。





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 裏面のザグリを大きく追加していて、基盤はパネル吊り下げ。
 トップ面に配置されないツマミ類は半固定抵抗にしてあって、パネルの穴からドライバーで調整。この仕様だと使い勝手がどうか?と心配もあったんですが、。「ボリュームくらいは表に出ててもいいかな?』くらいの文句で、出来てみるとまぁまぁOKでした。


 音は、まぁファズファクトリーですから、裏面の音色を決めるツマミは回しすぎるとビヨビヨビヨ〜って感じは実機に近いし、表面のツマミ操作でのキュイーンってのも気持ちよく決まります。(ファズファクでのギミックは、サスティンがなくなったころにクロスフェードしてくる発信音が一番気持ちイイんですよねぇ。)

 ただ、僕が持っているVexterや、以前に箱に入れて作ったファズファクに比べると、音色はちょっと落ちるかも?。これはトランジスタの問題なのか、可変抵抗の違い(24mmPOTor半固定)によるのか?。パーツ類はXiconとかニチコンMUSEとか信頼あるものを使ったし、絶縁関係は今回しっかりやったので箱ニ入ってないせいとは思いませんが。
 まぁ、そのうち色々実験してみようと思います。





 ということで、ファズファクトリー埋め込み。マットのギターには、他にフェルナンデスのサスティナーやフェイズ90が埋まってたりしますが、まぁとりあえずここまで、と。

 費用は、電気パーツ類が数千円と、あと僕は機械があったりバックパネルは切りくずから貰ったり、加工のほうは自分の労力のみと、お金はかかってないんですが、環境的に恵まれてるので他の人に参考にはならなそうですいやせん。


 カオスパッド・ギターのほう、また地道にがんばります。では。





 

 
 


 
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2009年06月25日

がんばろう、カオスパッド・ギター

 


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 カオスパッドギターの続きです。


 ゴールデンウィークで一旦組みあがったカオスパッド付ギターですが、何かと問題ありで。
 ノイズが乗りっぱなしとか、パッドのレスポンスが悪いとか、レベルの問題とか・・・


 まぁ、なんだ、ぶっちゃけ「使えねぇ〜!」というわけで。


 んでもって、なんとかしようと色々やってみたんですが、持ってる知識の範囲では、結局どうにもならず。もしかしてmini−KP本体を分解の過程で壊しちゃってる可能性もあるんだけど、ここまでの電子楽器の仕組みもわからないので、原因追求も話にもならず。

 それに加えて、


 「あれ?、元々どうだったっけ????」


 と、分解して埋め込んじゃった今となっては確認することも出来ず。


 ・・・いとおかし。




 いやいや、笑えねぇ。

 結局、もう一個買っちゃいました。個人でやっておりますので資金の限度というのもありまして、このいわゆるボーナスというやつが出るのまで我慢しての、待望の購入です。

 とりあえず、このまま外配線でギターにかませてもう一度確認。そして、それが上手く行くようなら分解に再チャレンジ。今度は熱を入れすぎないように、、、



 最初に買ったmini−KPは発売直後だったと思いますが、およそ1万5千円くらい。
 で、スクワイヤのテレキャスが1万9千円。
 今回は、mini−KPの価格もそろそろ落ち着いてきて、1万2千円。
 あと、パネルとかブースター組んだりとかで数千円は使って。


 これで合計5万円は超えました。結婚などを期にお金の感覚もちょっと変わり、久々にコストも時間もかかったと思うプロジェクトをやっておりますけど、それをこのままあきらめたらもっともったいない。
 今回の買い物を機に、もう一回がんばります。



 完成、お楽しみに。





 

 
 
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2009年05月12日

ノイズパッド・ギター

 
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 さて、カオスパッドギターの続報です。



 プリアンプを入れて、さらにコントロールパネルにミニスイッチをつけてバイパス出来るようにしました。最終形態ではこれはいらない予定ですが、経過としてドライ音との差を知っておく必要があるので。

 で、まともな音量はでるようになったし、しばらく使ってみて使い勝手もだんだんわかってきたところなんですが。
 どうも動きがおかしいんですよ、モードによってはエフェクト音がろくにかからなかったりして。

 それから、音を出して無くてもなんか発信音が混じってて、クリーンのときはさほど目立たないんだけど、歪ませると一気に大きくなる。「ピーーーー!」ってい音がずっと漏れてて、チャンネルを切り替えるとリバーブなら「ピーーーー!」にリバーブがかかるし、オルタネーターなら「ピコポコピコポコ…」と発信音がオルタネートする。
 いらないおまけに、バイパスに切り替えてもその発信音が小さく混じってしまう。




 ・・・




 「これって、もしかして発信をピックアップが拾ってるの???」




 カオスパッドばらすときにけっこう熱入れたんで、どっかおかしくさせちゃったのかなぁ。
 1コしか買ってないので元々がどうだったか?とか、確認できないのが痛いです。今月は、もう1コ買うのはちょっと厳しいしなぁ。。。(実は先日、調子コイテ柄にも無く奥さんのご両親を珍しくご飯さそったら、「カニ食べたい。」と言われて、結局4人でmini-KP2個分程ご馳走してしまったのが悔やまれます。。。ま、いいんだけど。)

 壊しちゃったとして、もう1回買って正常に分解するのも自信ねぇし。コルグさんに土下座したら、分解したやつ売ってくんないかしらねぇ。。。先、長いわ。




 とりあえず、楽器店にいってオリジナルの動作をもう一度確認してきます。






 では、またです。





 
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2009年05月03日

カオスパッドギター

 
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 カオスパッド・ギターですが、このお休みを使ってとりあえず形になりました。
 振り返って、この企画を構想してからの記事の日付を追ってみると・・・


2006年08月22日
2007年02月01日
2007年06月13日
2007年10月03日
2009年04月17日
2009年04月20日
2009年04月21日


 なんちゅーむら。。。
 2008年は、まるでなにもやってなかった。一年ってホント早いモンです(いい年コクと。)
 それが、ここ最近になってやっと火がついて一気にここまでこれました。毎日たくさんこのキーワードで通り過ぎてくれる人が多いココに引け目を感じてました。グーグルで検索しても、僕の記事ってけっこう上のほうにきちゃってて、つらかったです。
 とりあえずですが、これでやっと胸をはっていいですか?


 しかし、“完成!”といいたいところですが、実はまだまだ。今回は“仮組み”といったところです。
 
 カオスパッドが実際にちゃんと動くかどうかもわからない状況なので、まずは他の機能を取り込まずにストレートにギターからの出力をカオスパッドに入れてそのまま出力する仕様にしました。
 「カオスパッドはDJ用のエフェクターなので、パッシブピックアップの出力はあわない?」という部分も無視です。







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 まずは、パッド部分。
 外周の枠は、mini-KPに敬意を表して赤色に。同様に赤いスイッチはHOLDで、ギター表面に取り付いてるスイッチはパッドとこれだけで充分と判断しました。感覚的にカオスパッドのオンオフスイッチ的に使えるはずです。
 MUSEのマットのMANSONにも似たような位置にひとつスイッチが付いてるようなんですが、これがHOLDかどうかはわかりません。








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 例外はモードセレクトのロータリースイッチで、部品のサイズの都合でギターのトーンをはずしてコントロールの位置に。
 このモードセレクターはD型シャフトなので、ギター用のツマミが付かなかったので手持ちのノブでまかなえず、この後なにかカッコイイツマミを買おうかと思います。








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 裏側です。
 バックパネルは思い切ってクリアに。欲をいえばギターのザグリから始まってパネル裏まで導電性の材料でパッケージしてしまうほうが外来ノイズの影響も少ないのでしょうけど、mini-KPは元々プラスティックケースなのでとりあえずあまり気にしなくても問題ないはずです。メカメカしい見た目重視で、キカイダー仕様。クリアーにしたことでLEDの表示も確認できます。
 TAPスイッチやメモリー呼び出しのボタンは、とりあえずこの裏面に。若干へこませてあるので演奏に影響はありません。この後完動したらこのスイッチ類は使い勝手を確認しつつ今後動かすことにします。(トップがあまりスイッチだらけなのもかっこいいけど、とりあえずまだ様子見。)





 さて、動かしてみた音ですが。




 ・・・





 問題だらけ。






 簡単にまとめますが、大きく言うと

・やはり出力が小さすぎる。前段にプリアンプ必須。
・なにやら発信が起こってる。
・パッドのレスポンスが微妙。


 
 入力される音が小さすぎて、アンプのボリュームをやたら上げないと音が聞こえないとか、そのまんまですね。すでにプリアンプの準備は出来ているので単順位作業すれば解決するはずです。
 また、パッドの固定は元々気を使ってて、あまり押さえつけてストレスをかけないように固定してあるんですが、なぜだかチャンネルによって反応が悪いのと、若干ガタガタするのが気になりました。
 問題は、原因がわからない発信音が混じることで、チャンネルによってその大きさも音の種類も違ってるので、KP内部で何か起こってる可能性もある(そうなるとやっかい。)。

 KPが問題だと頭が痛いところですが、また時間を作って引き続きの作業とします。







 とりあえず・・・







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 安ギターのセンターズレだけは治した!






 
 



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2009年04月21日

埋める前に掘る!



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 ということで、今日はカオスパッド用の木工加工です。ギターを分解して、ボディだけにしました。










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 加工中にキズをつけないように養生のため、弱粘着付のラッピングシートで全体を囲います。
 そして、製図。

 加工寸法はあらかじめ決めてるわけでもなく、本体に色々書きながら決めます。配線の取り回しや、部品のレイアウトを考えながら何度も書いたり消したり。仕事でもワンオフの場合、特別製図を作って残すとういことも少なくて、こういうこと多いです。

 ボディトップのパッドの位置も、マットの場合かなりでかいし、ブリッジに近い位置に取り付けているので気にしましたが、一番かっこいい位置を考えて、結局真ん中あたりになりました。











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 さぁ、ボディ加工です。

 バックパネルの掘り込みも含めて、今回は深さが違う5段掘り+貫通穴。
 何枚もの型に合わせて、すこしずつ掘り込んでいきます。
 1ヶ所掘りこんでみると、思ってたのとちょっと違ったりして、そこで予定をちょっと変えてみたりすので、再び悩んでしまうのでけっこう時間がかかります。

 さぁ、ボディ材料が見えてきました。昨日の続きです。
 予想通りというか、なんかボソボソの木でした。このモデルを調べてるとき、どこかの個人サイトさんで、「アルダー製」のような記述をどこかで見かけた気がしますが、あきらかに僕が知ってる「アルダー」ではありません。
 ギターに使う木材って、アルダー、アッシュ、マホガニー、メイプル・・・なんてのがお馴染みですが、木の種類ってそれどころではないくらいあって、僕も知った木材以外あまり知らないのでこれがなんだかわかりません。
 削ったときの匂いとか、割ってみた手触りからすると倉庫作業で使う“パレット”とか輸入品のデカイ荷物が入ってる“木枠梱包”、あれの感じ。あれってなんで出来てるのか知りませんけど。

 そして、安いギターのお約束、トップ面にはベイクライトが貼ってあります。
 ベイクライトっていうとわかりにくいかもしれませんが、家具業界なんかで使うメラミン化粧板の芯材で、その業界ではこういう化粧面の仕上げのない芯材だけのものを“バッカー”というんですが、もろそれです。
 表面に一枚薄板が貼ってある理由ですが、普通はテレキャスタータイプだとタテに2枚か3枚の板を接いで一枚のボディが出来てるんですが。
 ギターが製品として出来上がって、ボディの塗装が痩せてきた時に、その木同士の継ぎ目が浮き出てきたりするんですが、安いギターだと2枚3枚ではなくもっと沢山の細かいツギハギで出来ているので浮き出てくるとみっともないというか、それがわかっちゃって文句言われないために表面に一枚入れるという・・・まぁごまかしなんですが、それってこんなとこで言っちゃっていいんだよね???
 しーらない。












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 さぁ、出来ました。

 弦を通す穴の近くに3つポチポチ穴が空いてるのは、表側のブリッジの固定穴。表からのビスの長さは測って掘り込んだんですが、下穴のほうがそれより深かったようです。
 写真手前の深い穴が表面のコントロール用。真ん中にmini-KP本体がきて、奥に単三電池欠けるのホルダと、奥の細長くて深い穴がプリアンプ用の9Vの電池用。バックパネルは、だいたんに掘り込んどきました。










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 木屑を掃除して養生を剥がして、黒く塗って今日の作業完了!

 出来上がってみると、思ったより掘り込みの量が多くなりました。この後他のエフェクターやもろもろを追加で入れられないか?とも考えたんですが、ちょっと厳しそうです。
 また、ボディが軽くなりすぎてネック落ちするんじゃないか?と心配しましたが、なんとかOK範囲ということで。







 今週末の作業はここまで。次回パネルの製作と組立てで、おそらく完結編。







 ・・・ちゃんと音が出たらね。









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2009年04月20日

高いギターだから良いのか?

 

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 カオスパッドを埋め込む用のギターです。
 フェンダーの弟ブランド、スクワイヤの“スタンダード・テレキャスター・デラックス”という安いギター。(スタンダードなのか?デラックスなのか?・・・というつっこみはなしで。)
 コレにカオスパッド入ったら、ちょっとマットのMANSONっぽくない?、などと思って決めました。当初の思惑から長い時間をかけてだんだん企画がズレてきて、出来上がりがずいぶん違う感じになると思いますが、このくらいは似てる感じで。

 安ギターですがまだましなほうで、定価で40000円。店頭実売が3万円弱。狙ってはいましたが、それだけのコストにもビビってなかなか手が出ず。ぐずっていたところにセール品で19000円というのを発見。
 まぁ底値だとも思いましたし、「これ以上に価格の安いモノでは最低限の品質が許せるものがないだろう?」ということでポチリました。


 このクラスの新品のギターを自分で買うのは初めてで、周りには「最低フェンダーMEXくらいは・・・」などと言われてはきたんですが、買ってみると周りの意見もわかりますね。。。

 よく言われるようなことですが、「高いギターと安いギターはなにが違うの?」ということ。
 今回のこのギターに関してだけですが、いじる前に安いギターの現状をちょっとまとめておきます。







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 まず、目立つのがセンターずれ。

 弦のラインとフロントピックアップの位置が少し左よりにずれてます。1弦の22フレットあたりはもう落ちる寸前。
 このギターの場合、調べてみるとネックのジョイント部分の精度の悪さが問題でした。ネックをググっと6弦側に力をかけてやると、ぴったりど真ん中、ピックアップの位置にもぴったり合います。
 良く出来たギターであれば、ネックの大きさとポケットの掘り込みの誤差が少なくて、ぴったりハマるところですが、このギターは隙間が多くてぐらぐらします。
 そしてネックジョイントビス。通常は4mmのタッピングネジを使うんですが、ボディ側のバカ穴も4mm以上の穴が空いちゃって、グッと締め付けても横に力を加えるとジョイント位置がずれてしまいます。
 以上のような理由で、減の引っ張る力に負けてネックが6弦側に傾いてしまうわけです。







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 そして、弦高が高すぎる。

 弦高が高いといっても、コノくらいが好きな人だっているかもしれません。ってレベルなんですが、一般的な調整よりは高め。僕がこのセッティングで出荷したら、確実に怒られます。
 このギター、手元に届いた段階でネックが若干逆ゾリしてて、僕が使いたいくらいの弦高にすると、フレットの真ん中あたりでビビってしまいます。
 逆ゾリは調整範囲だったのでまぁいいんですが、結論を言うと「弦高が高いとビビリにくいので、いい加減な調整でもまずまず音が出る。」というところでサボったんでしょうね。もしくは、そういことすらわからないレベルの人の手にかかってるというか。

 それだけならいいんですが、



 




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 でも、ブリッジの高さは若干低いくらい。

 フェンダータイプのブリッジは、コマ一つ一つの高さで弦高を調整できるんですが、写真で見えるコマの高さでは通常弦高が低めになるくらいの位置。 好みもありますが、僕の場合ムシビスの出っ張りを嫌うので、ブリッジ位置では若干高めに見えるくらいの位置で弦高を決めたいところです。

 原因は、これまたネックポケットの深さ方向の掘り過ぎ。
 普通ならば、塗装の厚みが乗るのさえ嫌うほどシビアに高さを決めるべきところがいい加減というか、きっと誤差範囲が大きくてもOKなんでしょう。
 ネックポケットの深さはボルトオンギターでは大事な部分になるんですが、髪の毛と一緒で一回掘ったら足すわけにも行かず、彫りすぎると命取り。きっちりと寸法を出さなくてはいけない部分です。
 ちなみに、この部分でレオ・フェンダーはマイクロティルトなんて言う後からネジでネックの仕込み位置を調整できるように開発しました。(数ミリのことで弾きやすさの調整も出来る!というメリットのようですが、きっと工場でのこのような不良品対策でもあったんでしょうね。)









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 材料(ボディ・ネック)

 製造はインドネシアです。まず、人件費的に安く出来る理由ですね。他のブランドで同じ国のものをみたことがないんですが、最近はこういう安い外国製でもかなりレベルがあがってきましたね。

 今回のギターでは、仕上げの塗装はネック・ボディともにつや消し仕上げ。
 当然、ラッカーのウス塗りなどではなくポリエステル系の匂いのものでしたが、つや消し仕上げにすることで最後のミガキ工程が減ります。塗装前の生地の仕上げもピカピカに磨いたものにくらべてラフでもわからないので、コストダウンに繋がります。
 だから、安いギターは最近つや消し仕上げが多いんでしょう。

 木材については、ネックは若干目が荒い気がするのが安いランクなのか、素材的には一般的なハードメイプル。グリップのシェイプは細めのUシェイプで、まぁ万人にウケるような無難な感じ。フレットの処理もバリが出てるわけでもなく、特別良いわけではないけど、まずまず普通に出来てました。

 ボディーは塗りつぶされてますが、この後削るのでそのときに。









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 材料(電気系など)


 コントロール系を外したところですが、16mmのポットに謎の3段レバースイッチ。
 このスイッチは初めてみましたけど、どうなんでしょう。。。
 ま、この辺は手軽なんで、速攻変えるつもりです。配線間違いや特別にノイズが多いとかそういうことはありませんでした。

 ピックアップは、フロントにST用のシングルコイル、リアにハムバッカーの1S1H。当然ダンカンもディマジオも乗ってません。
 パッと弾いた印象、リアハムはモコモコ気味でお世辞にも抜けが良い感じではありませんが、パワー強めでハイゲイン系ディストーションとの相性は良さそうです。が…、けして使いやすくはない。w
 フロントシングルは、これが意外と悪くないっていうか、まずまずのアベレージ出してると思います。フロント取付にしては出力弱すぎる気もしますが、シングルコイルであまりハイパワーでも誉められませんしね。良くもないけど、リプレイスメント系でお金を払っても嫌いなやつよりは好き。




 ・・・

 

 まとめですが、「良い音がする。」のが、フェンダーやギブソンでおなじみの木材やパーツで構成されてることが条件と考えるのであるなら仕方ないですが、そういう伝統的なものにこだわりが薄ければ、このような安い個体を買って、高級ギターに及ばないまでもお金をかけて改造するのは手かもしれません。

 僕がこの世界に入った20年前なんて、まだ安いギターは日本製以外は韓国製くらいしかなくて、それも入門用の2万円くらいのもの。今では1万円以内でエレキギターが買えますが、当時は一番安いモノでもそのくらい。
 で、そういうのがデカイコンテナ(40f車)でどーん!と倉庫にやってきて。コンテナ内の殺虫剤にむせながら、僕ら若手は一つ一つ検品してまた元の梱包に戻していくという・・・

 話が逸れましたね。
 つまり、そんな時代の外国製って、ぱっと見てわかるくらいダメで。具体的な数字の問題もあるんですが、それ以上にセンスの問題でもズレがあって、「どうしてこうするかなぁ・・・」というかね。コスト以上に問題だらけだったんですよ。
 でも、最近は外国製でも売値でそこそこ高いものまで作るようにもなって。そういうの、ぱっと見て国産の同等のものとの違いわからないくらい、すごいレベルが上がったと思います。
 ギターを買うときに製造国を気にする人は沢山いるし、そりゃ昔は僕も、「○○製の段階でクズ確定。」と製造国で簡単に片付けてましたが現段階では、製造国を調べることよりも、良いものを見分けられる目がもっともっと大事になったとも思います。


 安いギターのクオリティはずいぶん上がりました。いや、特価とはいえ定価40000円のギターなんて高いほうで、もっとひどくて安いモノが出回ってきているのでしょうけど。
 
 今回のように、ダメだらけではあるんですが、それでも自分が(お店に出して)改造出来る部分と、もう直せない(もしくはやってもコスト的に見合わない)部分とにわけて、直せない部分だけ見極めて買っていけば、きっと安いギターでもお気に入りの一台が出来上がると思います。
 僕は身近に機械もあるし経験も、ソコソコの理屈もわかるので他の人に比べて「ダメなら直せばいい。」という範囲が広いので楽ですが、「わからない人ほど直せない範囲が広い。」と考えて、調整など色々覚えたりやってみると安いギターでもちゃんと面白がれると思います。
 そりゃ、お金があるなら高いギターも含めて選択肢も広いし、トラブルも少ないはずなんですがね。



 あと、改造ギターのメリットってのは言いたくて、オーダーメイドでイチから好きなパーツでギターを頼むことだって、大抵の楽器店に行けばそれこそお金次第で出来るんです。
 費用が20万円かかったとして、出来てくるものって海千山千だと思いません?。

 まず触ったときの感触。ネックの太さやシェイプ、ボディシェイプの細かい部分で弾き心地が変わることもあります。他にも想像してた色合いと違うとか、木目が浮き立つギターならその柄の入り方とか。
 オーダーってのは、ある部分はとても細かく指定できるんだけど、そうでない部分でお任せな部分も多くって、でもあらゆることを指定していくことも不可能だったりしますし。(結局、100%希望を叶えるために僕は自分でこういうことを始めたんだと思うし。)

 音を出したとき。音色の根本的なものって、例えばピックアップ変えてもストラトからレスポールの音が出るほどは変えられないでしょ。
 僕の経験ですが、オーダー品が出来上がってみたら、とても良い音が出るものもあるし、贅沢な材料を使ってもそれほどのものもあります。
 それが「なぜなのか?」というのは製作家のポリシーで決めてる人も居れば僕のようにまだ迷ってる人も沢山いて。
 ぶっちゃけ、自分のブランドネームで高級なギターを製作してる“個人作家”以外、やってる人多くのギター作家は見た目以上のそういう部分をコントロールしきれていません。それの証拠に、ギターの“あたり”とか“はずれ”という言葉がが存在するのだと思うし。

 つまり同じ20万円使うなら、お金を払う前に試奏出来たり細かい部分確認できて、より理想に近いものからスタートして自分らしく作り上げて行くほうが、最終的に行きたいところに行けると思います。それが改造ギターのメリット。
 まぁ、オーダーのギターを作らせて貰ってて言うのもなんですが、悪いものを作っているつもないけどお客さんの想像と違ったものになって、がっかりさせたくないな・・・という気持ちもあるので。

 


 そういうの好きなせいでこんなんなっちゃったんで深入りはお勧めしませんけど、パーツを交換するたびに自分のギターがかっこよくなっていったり音が良くなっていくのは、一つの楽しみにもなりません?、カオスパッド入れなくてもね。




 ・・・



 ということで、説教くさい話が長くなったので反省(よっぱらってません。)。今日はここまでで。


 次回、このギターを分解してカオスパッド埋め込み用の木工加工です。



 お楽しみに。




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2009年04月17日

治具

 
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 長らくほったらかしな、“カオスパッド埋め込みギター”ですが、久々にちょっと進みました。
 パッド部分の枠の治具、それと内蔵するプリアンプの試作です。

 治具って、製造業ではお馴染みの言い方ですが、噛み砕いていえば「型(かた)」ですね。これを定規にして実際のプレートを切り出します。だから、この段階では穴あけ間違えて埋めてあっても愛嬌なしでキズキズでもOK。



 MUSEの写真で見えるKP2の場合、パッドの面積も広いですが、その割合に反して枠のサイズがけっこう小さくて。
 今回の僕のmini−KPの場合、ちょっと枠が太いというかタラコクチビルな寸法で決まりました。



 そしてプリアンプ。
 とりあえず手持ちの電子部品の都合で中身はまんまSHOで組んでみたんですが、変えると思います。なので、ソケット実装で。
 すでに部品は発注済みなので、この後クリーンから若干歪むやつまで色々組んでみて、完成後に出る音と相談しながら決めようと思います。

 もっと言うと、ギター表面にプリアンプボリュームがいるのか?というところで、「2連ポッドでバランサー兼用にしようか?」とか「トーンもいじれるほうが?…いやいやそんなツマミだらけなんて。。。」、「シンプルに内蔵トリマでいいんじゃない?」とかね。時間がずいぶん経って、だんだんマットのギター関係なくなってきてるってのが、現状です。



 ・・・



 ということで、被験者(ギター本体)も用意できましたし、部材もとりあえず1式揃いました。
 やる気があってトラブルが無ければ、あと日曜を2回潰すくらいで完成すると思います。黄金週間の休日が多めにあるので、そこを使えるかな?と思っております。

 
 カオスパッドギター、あまりに毎日検索ワードで来てもらえる人が多いので新カテゴリーにわけます。


 さて、近々のお目見えとなりますか???




 
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2007年10月03日

こいつ、動くぞ!!

 


 カオスパッド埋め込みファンの皆様、MUSEファンの皆様、お待たせしました。そして“KAOSS PAD GUITAR”など検索でいらした方、初めまして。

 
 第1話 解説になってないね。ヒントってことで。


 第2話 目指せマット!


 第3話 カオスパッドはギターに埋め込めるのか?



 ・・・とダラダラ続いてきたカオスパッド内蔵ギター製作ですが、まだあきらめてはいません。今日は久々に続報です。





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 とりあえず、ココまで来ました。・・・って、見てもわかんないですね。。。

 前回分解したmini-KPですが、前回記事で分解してみた結果を踏まえ、パッド部分やボタンなどギターの表面に飛び出す部分と基盤の部分を完全に分離作業を行いました。現在は、仮にベニヤ板に仮固定してあります。





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 まず大きな作業として、基板から外した部品部分を全てソケット化しました。
 

 このmini-KP、小ささが売りなだけあって、基盤レイアウトもすごく詰まっています。ソケットも、ユニバーサルピッチ(2.54mm)のものでは大きすぎるので、2.0mmのものを使用です。
 写真は、上段向こうから、モードを選択するダイヤル部(3P)、手前がTAPスイッチ(2P)。下段の2つは、メモリーA・B(2P)です。全て3Pソケット使用ですが、使ってるのは()の通り。



 基盤上の部品どおしの間隔も短いし、パターン同志の隙間も1mmないくらいだったので、かなり慎重な作業になりました。熱も怖いです。
 はんだごての先も一番細いものを新品で、はんだ吸収線も一番細いものを買ってきました。






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 パッドへの入出力部分です。 ここは4P必要なのですが、並列に並んだ4Pソケットだとうまくまとめられなかったので、2Pを2つ使用です。



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 その配線の先、つまりパッドコントロールにはこんな感じでつながります。

 緑色の基盤が、mini-KPの基盤、それに囲まれて小さなベークライトの基盤は僕が用意したパッドコントロール用の固定基盤。
 元々は緑色の平たい線が、mini-KPの基盤の直接つながっているんですが、ギターに埋め込むには、基盤はボディの裏側、コントロールは表面、と分けてつけなくてはいけないので、一旦切り離せるようにしておく必要があるわけです。長さもある程度伸ばしたいし。



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 同様な理由で、最初のほうに出てきたソケットだらけ基盤の先はこんな感じ。配線の取り回しでかなり悩んだ結果落書きだらけですが、ここの基盤も自作、スイッチは全て1回路のタクトスイッチでOKという判断で、大須で見繕いました。
 
 奥から、HOLDのオン・オフ表示のLEDとそのスイッチ、3個並んだ赤いのはメモリーA・B、緑色はTAPスイッチになります。mini-KP側は2Pとか3Pで拾い出しましたが、ここでは6Pと4Pにソケットをまとめました。配線関係はグシャグシャになることは元々予想してたので、出来るだけやれることはやっておきます。
 ちなみに、自作基盤側は、ソケットも含めユニバーサルピッチです。



 カオスパッドは、“HOLD状態”でない限り、パッドに触れていないときは“バイパス状態”です。つまり、ギターを弾いて両手がふさがっているときが“バイパス状態”なわけで。実質的にこのHOLDスイッチが、カオスパッドギターのオン・オフスイッチになると思います。(なので、電源のオンオフは、今回はギター本体のプラグに頼ります。)

 という理由で、操作する頻度が高そうなHOLDスイッチとその表示灯は使いやすそうな位置に、メモリーやタップなどは操作する頻度
が少なそうなものは、ギターを演奏するのに邪魔にならないように別レイアウト、と基盤を分けてあります。


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 そして、チャンネルセレクト用のロータリースイッチ。これは、このままギター本体にはさみ込みます。




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 電池ボックスです。

 これも本体ケースと一体だった部分なので、ケースを使わない以上新たに用意する必要があります。ギターに埋め込むのにちょうど良い、埋め込みタイプが売っていました。430円。






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 最後に、インプットとアウトプット。

 ここは今回は未処理です。まぁ、この部分の配線はわけがわからないということもないので、とりあえず、このままRCAでつないでテストすることになりました。
 後日、ジャックを引っこ抜いてモノラルイン/アウトになる予定です。







 以上、今回の作業でした。


 少し進めては部品選定して暇になってから買いに行く、そしてまたつまずいて部品買いに行く・・・なんてやってたので何ヶ月もかかっちゃいましたが、あらかじめ使うべき部品がわかっていて、集中してやったら一晩あれば出来るような作業でした。たいしたことやってなくてゴメン。(でも、部品選定って結構メンドいのよ。)








 ・・・





 さぁ仮組みも終わり、完成したので、






 スイッチーーーー!・・・






 オーーーーン!!!!!









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 ピカー!



 ひかったー!!!!




 ということで、無事に動作しました。ふぃ〜〜〜。



 いや、実は最初にスイッチを入れたときは動かなかったんです、ピクリとも。。。

 元々電気の知識に乏しいし、なにかあってもKAOSS PADの仕組み自体がわかってるわけではないので、ココでつまづいたらアウトだたんです、本当は。
 単純な配線ミス以外、僕には直しようがない、という。


 で、あせってテスターでその単純な配線ミスを探そうといろいろやってたら、いつの間にか「ピカピカピカッ・・・・」って、作動し始めて。。。



 「なかなか外れないから熱入れすぎてICダメにしたか???」



 とか想像したら変な汗でましたが、なんとか動き始めてくれて助かりました。こんなベニヤ板、コルグさんに送って「保障期間だろゴルァ!」などというほどチンピラでもありませんので。。。

 ここで壊れたら最後、そしてこれが上手くいけばあとはギター本体に取り付けるだけ(そっちはお手のモン)という、いわばこの計画のピークをなんとか切り抜けられました。(動き出した原因がわからないという不安定さは抱えてますけど。。。)







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 もう後戻りは出来ません。さようなら、ケースさん。。。






 ということで、今日はここまで。



 次はいよいよギターに埋め込む作業に入ります。いつになるやら・・・だけど。



 お楽しみに!!



 



 
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2007年06月13日

カオスパッドはギターに埋め込めるのか?

 

 muse カオスパッド などでココにいらしてくれる方おはこんばんちわ。

 全国の機材オタクなMUSEファンの期待を勝手に背負いつつも放り出す男、摺り脚です。


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 microcut.netより、新着のライブ画像よりですが。


 ニューギター、またしてもカオスパッド内臓。
 (カオスパッドをギターに埋め込む効果については、まずはhttp://suriasi.seesaa.net/article/22656883.htmlを)

 先日のウェンブリー公演は、バンドとしてもかなり「今後を占う重要なライブ」ということを本人たちもインタビューなどで公言してましたが、ギターも派手目な赤ラメを新調で、気合いの入り方がこんなところにも見えますね。
 大成功だったようですが、よかったです。



 そんなコルグのカオスパッドですが、



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 カオスパッド、mini−KP を買いました。



 これ、カオスパッドシリーズの4代目。いや、iPodなんかでいうと第4世代というよりは、iPodmini的な位置づけになるかと思います。

 現在購入できる4世代目のカオスパッド“KP3”は、サンプリングやループ再生機能など、多機能化に伴う本体の肥大化も進むところまで進み、もはやギターに埋め込める機体ではなくなってしまいました。

 そこで機能縮小バージョンの、このmini−kp登場です。


 機能が限定されたといって、あわてることはありません。
 出来なくなったことのほとんどはDJがトリックに使うような機能ばかりで、我々ギター弾き、いやマット好きにとって残念な機能はほとんどありません。

 唯一、マットになれない残念な部分といえば、パッドが少し小さくなったことと、その部分が真っ黒な塗りつぶしになって内部のイルミネーションがなくなったこと位でしょうか。

 簡単に、機能はこんな感じ



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 ・中央のロータリースイッチで、99種類のエフェクトの選択。

 ・TAP/BPMスイッチは、リズムに合わせて叩くとディレイタイムなどが調整できます。

 ・側面のHOLDスイッチを入れておけば、タッチパッドから指を離してもその位置のままON状態に。

 ・A・B スイッチは、メモリー。99種のエフェクト、タッチパッドの座標、HOLDも含め2種類の「お気に入りの状態を覚えておけます。



 大きくはそんな感じ。
 サンプリングなどできませんが、ロックギター的にはなくてもOKでしょう。



 そしてこのmini−KP、ギター屋的に注目なのは、歴代カオスパッド初の“電池駆動”です。


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 やはりエレキギター弾きですからね、AC電源引っ張ってギターを弾くのはいささかスマートとは言えません。

 実際、マットのギターの中身はKP2と思われますが、ギターに埋め込まれているのはパッド部分だけなのか、電源周りは見当たりません。ライブでは足元にKP2本体を置いているので、そこからセンド/リターンしているという想像をします。

 それを真似る・・・ほうが芸が高いのかもしれませんが、ギター職人的な面白みで言えば・・・、やはり

「ギター一本で完結しているほうが面白い。」

 という気持ちです。それに色々手元で出来るほうがお得でしょ?


 とにかく、カオスパッドを全部埋め込んでやるー!という輩には、このmini−KP、「待ってました!!」的な仕様なのです。




 さーて、そんなmini−KP到着で、浮かれ気分でロケンローですが、




 ・・・




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 さっそく分解しよっと。>マテ




 ・・・




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 ということで、バレました。(分解は自己責任で

 黒い曲げ物のカバーを外し、裏フタを取った状態。電池のスペースが半分以上です。



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 上部の入出力端子周りが別基盤で、そこに向かう配線が6本。
 単純に、L(+/-),R(+/-),DC/AC(+/-)でしょう。

 電池は単三×4本使用ですが、直列につないでありました。
 
 そして、まだパッド部分は見えません。というか、電池の底から表側まで、ほぼ板厚しかないんですけど、ほんとにパッド部分はどうなってるのか???



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 電池の面のパネルを外すと、2重底からパッド登場。
 ペラペラです。。。すごい。





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 そして、基盤を外すと現れましたのが前面部分。パッド部分には、弱弱しいプレスされた配線が4本。

 その他、各コントロール系が確認できます。

 この部分を埋め込んで、あと電池の収まりだけ考えてやれば、カオスパッドギターは出来ます。

 
 さて、ここからはこれから考えなくてはいけない課題です。

 
 そのまま埋め込んでしまっては、パッドコントロールは出来るけど、エフェクトの切り替えやオンオフなど変更できなくなってしまいます。


 まずは、表面のスイッチ類。

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 そのまま使うにはあまりにも小さすぎてダメそうなので、これは配線を延長して、なんらかの大型のスイッチに変える必要がありそうです。
 ギターに埋め込んだ場合、TAPスイッチの有効性というは若干疑問ですが、あるとうれしいときもある。
 A・Bのメモリースイッチは、逆に物足りないくらい。本当はもう少しプリセットできたほうがよさそうですが、使い勝手まで考えるとギターがスイッチまみれになるのもわかりにくいので、これでよしとします(スイッチ増やせるほどの知識もないし)。





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 続いてロータリースイッチ。
 
 うん、これはそのまま使えそう。ポットにネジも切ってあるし。うまく分解してそのままギターに取り付け可。



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 側面のHOLDスイッチ。
 
 こちらも、前面についているスイッチと同等のもの。これもギターのコントロールについていたほうが楽しいスイッチです。







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 最後はパット部分。

 想像してたより・・・いや、ぜんぜんペラペラで、予想を大きく裏切られました、コレ。

 配線は4本。フィルムに閉じ込められてて、このまま切ると同つないでいいもんやら強度なども心配ですし、それに現状でもケース内に何回も折りたたまれているせいか充分な長さがあります。
 コネクターのところから一旦抜いて、元通り復旧するような取り付けがいいと思います。

 それにしてもパッドが薄い。。。元々ギターのトップに掘り込みをするつもりでいましたが、枠だけ作ってやればOKです。
 楽でいいや。



 ・・・



 ということで、カオスパッドギターへの道、とりあえずmini-KP分解編でした。

 そういえば、うちの社長が、「カオスパッド入りギターやるかぁ?」と最近また言ってくれるようになりました(実は何年も前に一回やる気になってたのですね。)。


 趣味ではなく仕事でやるほうが先になるかもしれません。
 とりあえず、色々と忙しい中ですがなんとか時間を作って行きたいな、と思います。








 あ、当然音出しもしましたよ。








 それはまた、別の話。。。




 



 
 
posted by フラ at 17:58| 🌁| Comment(0) | カオスパッド・ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

目指せマット!

 
 ・・・とういことで、ベラミーになってMUSEをカンコピしたい〜!


 なんてファズファク組み立てたり、カオスパットについて騒いでいたら、なんだか日々その辺のキーワードでいらっしゃいませ、こんにちわ。。。。



 とりあえず、ファズファク2号機は“ギター埋め込みだな!”とか思いつつもなかなか手もださず、あとはやるだけ状態のまま日々ダラダラしておりますが。


 カオスパット埋め込みの方もあきらめてはいません。 とりあえず・・・



DSC06121.JPG


 オークションでKP1を落札。8900円と、ちょっと安めにゲット。



 マットのはKP2っぽいのですが、KP1のほうが埋め込みには適してそうだったし、最終的にはKP2も手にするのだからどっちも持っていたいな・・・みたいな。

 どうしてこっちのが適してそうかというと、このカオスパットって現行3代目KP3なのですが、バージョンが上がるごとに多機能でごっつくなってるのですよね。


 あんまりデカイと埋め込めないし。。。


 実際、マットのギターのツマミの数から想像するにかなり機能制限して、その代わりかなりの部品点数をダイエットしてるみたいなのですよね。 いまだKP2を触ってないからよくわからないんですけど。どうもそれっぽい。
 でも、あんまりこういう分野得意ではないので、どこか本体部分までメスを入れるとどうなるのかわからないので怖い。。。


 その点、KP1。
 分解してみましたところ、とりあえずこのまま全部埋め込みできちゃうっぽい。
 一旦は分解しますけど、配線の取り回しだけ考えて、ケースを入れ替えるような作業で済みそうなんですよね。 表面のボタン類はギターの裏パネルに持って来れそうだし。



 はぁ〜ぁ。 とりあえず図面引かなきゃ。そして被験者になるギター決めないと。。。
 あ、電源だけは問題残るなァ・・・トランス入れると重くなるし、12vかぁ。。。ラジコンの電池でも入れなきゃダメかなぁ・・・、あードンドン大工事になっていく。。。

 はぁー、このめんどくささは、かなりいつになるかわからん雰囲気ですね。o------rz...





 なんて、ダラダラとおっさんよろしく毎夜ビール飲んで、お腹をどんどん膨らましてたら・・・





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 出ちゃいました、新製品。 KAOSS PAD mini−KP



 ポジション的には、iPod mini みたいなもんでしょうかね。


 KP3に比べて機能制限はあるみたいですが、かなりの小型化。ある意味待ってました! そして電池駆動(単三×4本)です。





 これで埋め込みについてはグッと身近になりましたね。 日本でも誰かにやられるのは近いでしょうねぇ。





 とりあえず、寝ます。。。


 



 








 
posted by フラ at 17:01| 🌁| Comment(0) | カオスパッド・ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

解説になってないね。ヒントってことで。

 今朝久々にアクセス解析をチェックしてみたんです(相変わらずの低い数字で・・・w。>訪れてくださる皆様に感謝。)。
 そしたら、サマソニの感想文で来て頂ける方がすごく多くて、アクセスもいつもの1.5倍くらいありました。見てもらえてると思うと、なんか書きがいがありますよね。ありがとうございます、これからもダラダラがんばります。



 それと、目立つ検索ワードがもうひとつ。
 「MUSE ギター」 とか、「ギター カオスパッド」 みたいなの。
 ここんとこMUSEのことやマシューのギターについてチラチラと書いてたのが引っかかったみたいで。


 今日は、僕が持ってるマシューのギターに関して、チラッと吐いてみます(いちおギター製作に関わってる身ですし。w)。






 マシュー・ベラミィが使ってるギターは、MANSON Guitar というブランドのカスタムメイドです。

MANSON GUITAR ←オフィ

 英国のカスタムギター職人のマンソンさん発のこのブランド。 古くはジョン・ポール・ジョーンズのマンドリンとベースがくっついたやつとかが有名で、マシューのギターも、アルバムORIGIN OF SYMMETRYあたりからマンソンばかりになりました。

 で、MUSEの独特なピコピコ音ギターもこのMANSON製のギターに頼るところが大きくて、マシューの歴代のギターには、ギターシンセ埋め込みや、MIDIパッド(バー)を埋め込んだり、あとテルミンを埋め込んだものなど、使いようがなければ“キワモノ”と言われかねないおかしなものばかりでした。

 MUSEの機材については、 コチラ でわかりやすく解説されています。最新情報ではないですが、ABSOUTIONくらいまでの時期のものがよくまとまってます。




 で、サマソニで見られる最新の機材なんですが。


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 今回マシューが持ってきたマンソンは3本。 新しいものは写真の黒いモデルと、同じ仕様のミラートップのモデルです。 ミラートップのものはもう一本、前作から使っているフロイドローズトレモロ付でGRが埋め込んであるものも、Knight of Cydoniaなどで使用していました。
 特徴的なのは、ボディの後ろ側に見える液晶画面みたいなの。 これ、コルグのDJ用エフェクター、カオスパッドが埋め込まれているのです。


 DJ用っていう限定は良くないか。。。このカオスパッドってのはなにするかって言うと、表面の四角い窓がノートPCのトラックパッドみたいになっていて、信号を指先でいじくれるという効果があるのです。

 まずは、カオスパッドを単品を使った効果をご覧ください。演奏はRADIOHEAD、ジョニーに注目です。











 どうです? よくわかりませんね。w (兄までしゃがんでエフェクターいじってましたね。)
 ジョニーがやっていたみたいに、カオスパッドは指でコリコリして音をコントロールするわけですね。


 さて、本題です(ちょっとYOUTUBE貼りまくりたくてね、ゴメン。w)。マンソンは、コレをギターに内臓しちゃったわけですが。
 良い解説VTRがようつべにあったのでご覧くださいませ。(最初からコレイケよ。。。)



 







 指先で変化させるエフェクターなので、あまりギタリスト向けではない感じですが、なるほど。ギターに埋めて手元にもってこれば使えますね(ギタリストにとってのエフェクターは、基本足で踏みつけてコントロールするものですからね。)。
 ちなみに、フロントピックアップのところにサスティナーがとりついているのですが、それはマシューのモデルも同じで、カオスパッド操作時にはピッキングできないので、音を長い時間持続させるのに併用したほうが効果は高そうですね。

 この解説で紹介されてるのが、初代のカオスパッドではなくカオスパッド2だったので、マシューのもおそらくそうだと思います。



 最後に、このギターを使った実践例を。というか、カオスパッドの妖しい光とマシューの奇才ぶりをお楽しみくださいませ。

 新作からの一曲です。 MUSEのみなさんで、Invincible。張り切ってどうぞ〜! 






posted by フラ at 10:54| 🌁| Comment(2) | カオスパッド・ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする